「フェスティバル/トーキョー11 わたしたちは何を語ることができるのか? —なにもない空間からの朗読会を中心に」


ゲスト:相馬千秋(フェスティバル/トーキョー プログラムディレクター)

2012年1月23日(月)19:30~


2011年に4回目を迎えた国際的な舞台芸術のフェスティバル、フェスティバル/トーキョー(F/T)11のディレクター相馬千秋氏をゲストに迎える。
先鋭的・実験的な演目を集めたフェスティバルとして、演劇ファンのみならずアートファンも注目するF/T。2011年開催のF/T11では劇場の外へ出て多くの演目が開催された。
テーマは「わたしたちは何を語ることができるのか?」*1。そのなかで特別企画として開催された「なにもない空間からの朗読会」*2は都市のさまざまな空間で行われた。リレー形式で全10回、過去3回のF/Tに関わってきたアーティストが有志として行った一夜限りの朗読会。Ust配信もされた「朗読会」であるにも関わらず本公演のような力強さを備えた「朗読会」はフェスティバルの意図が透けて見えた企画であった。今回はこの「なにもない空間からの朗読会」を中心にF/Tについてうかがう場にしたい。

*1 F/T11コンセプト→http://festival-tokyo.jp/concept/
*2 なにもない空間からの朗読会Ustream →http://www.ustream.tv/channel/なにもない空間からの朗読会


【 スピーカー 】
相馬千秋(フェスティバル/トーキョー プログラムディレクター)
水田紗弥子(キュレーター)

日時:2011年1月23日(月)19:30~ ※開場は19:00
会場:comos-studio01
定員:10人(予約制) 参加費:1,000円
地図:http://g.co/maps/9ujb2

※ご来場者はカメラに映る可能性があります。ご了承のうえご参加ください。

【 タイムテーブル 】
19:30-20:30 トーク
20:30-20:45 休憩
20:45-21:30 質疑
 *
21:30-22:00 アフタートーク ※会場のみ


【 ゲスト 】
相馬千秋|Chiaki Soma
1975年生まれ。1998年早稲田大学第一文学部卒業後、フランスのリヨン第二大学院にてアートマネジメントおよび文化政策を専攻。現地のアートセンター等で経験を積んだ後、2002年よりアートネットワーク・ジャパン勤務。F/Tの前身である東京国際芸術祭『中東シリーズ04-07』を始め、国際共同製作による舞台作品や関連プロジェクトを多数企画・制作。06年には横浜市との協働のもとに新しい舞台芸術創造拠点「急な坂スタジオ」を設立、09年までディレクターを務める。07-09年、早稲田大学演劇博物館グローバルCOE客員講師。東京国際芸術祭2008プログラム・ディレクターを経て、フェスティバル/トーキョーのプログラム・ディレクターに就任。最近では都市空間に演劇をインストールするプロジェクトをプロデューサー・ドラマトゥルクとして積極的に展開している。