「思想としてのテレビ」

ゲスト:今野勉(テレビディレクター)

2011年11月21日(月)19:30~

現在、映像メディアとしてYouTubeやUstreamが注目されている。こうした映像メディアを私たちはどのように理解し、その可能性を開拓することが出来るのか?
このためにも、私たちの視覚文化、あるいはメディア・リテラシーを培ってきたテレビを、「いま」検証する必要がある。例えば、テレビの生放送や中継性とUstreamについて、ドキュメンタリー番組の記録性とYouTubeのアーカイブ性といった、メディアの相対化をはかることから、映像メディアの創造力を問い直してみたい。
今回のゲストには、1959年のTBS入社から、1970年のテレビマンユニオン創立を経て、21世紀の現在も第一線で番組制作を続けるテレビディレクター、今野勉氏を招き、刻々と変容してきたテレビの、メディウム・スペシフィシティを振り返りたいと思う。

【 スピーカー 】
今野勉(テレビディレクター)
松井茂(詩人)
粟田大輔(美術批評)

日時:2011年11月21日(月)19:30~ ※開場は19:00
会場:studio c.u.t102(東京都品川区平塚2-7-4)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円
地図:http://bit.ly/jLhbfs

※ご来場者はカメラに映る可能性があります。ご了承のうえご参加ください。

【 タイムテーブル 】
19:30-20:30 トーク
20:30-20:45 休憩
20:45-22:00 トーク
*
22:00- アフタートーク ※会場のみ

【 ゲスト 】
■今野勉|Tsutomu Konno
1936年秋田県生まれ。東北大学文学部卒業。東京放送(TBS)入社、テレビ演出部配属。ドラマ「土曜と月曜の間」で日本初のイタリア賞大賞受賞。シリーズドラマ「七人の刑事」がギャラクシー賞大賞受賞。1970年番組制作会社「テレビマンユニオン」創立に参加。旅番組「遠くへ行きたい」、3時間ドラマ「海は甦える」など、ドキュメンタリーやドラマで次々と新しい世界を開拓。長野冬季オリンピック開閉会式プロデューサー(会場演出)、武蔵野美術大学映像学科教授を務めた。著書に「金子みすゞ ふたたび」「鷗外の恋人」「テレビの青春」など。現在、株式会社テレビマンユニオン取締役、放送人の会代表幹事。